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JSBAバッジテストは1~5級までのレベルごとに、どれだけスノーボードの基礎的な滑りができているかをチェックする技術認定テストです。
1級 ~ 5級
JSBA(日本スノーボード協会)の定めた規定に基づいた滑りが出来ているかを公認検定員が判定していきます。1級に合格するとC級インストラクターの受験資格が得られます。また、2~5級までどの級からでも受けられますが、2級以上の受験の場合はの会員登録が必要です。 バッジテストでは、各級別に規定の滑りをします。基準にもとづいた滑りができているかを検定員が判定して合否を判定します。
種目/種別 | 1級 | 2級 | 3級 |
---|---|---|---|
ショートターン | ***** | ***** | 中斜面 約10m×100m |
カービングターン ロング |
***** | ***** | 中斜面 4~5回転 約30m×100m |
カービングターン ショート |
***** | 中斜面 約10m×100m |
***** |
ベーシックカーブ ロング |
中斜面 4回転 約30m×100m |
中斜面 4~5回転 約30m×100m |
***** |
ベーシックカーブ ショート |
中斜面 約10m×100m |
***** | ***** |
フリーライディング | 中急斜面 約30m×200m |
中急斜面 約30m×200m |
***** |
※ 4級及び5級については(JSBAオフィシャルサイト)をご覧ください。
受 験 級 | 1・2級 | 3級 | 4・5級 |
---|---|---|---|
一般検定料 | ***** | ¥2,200 | ¥1,650 |
会員検定料 | ¥2,750 | ¥1,650 | ¥1,100 |
公 認 料 | ¥2,750 | ¥1,100 | ¥1,100 |
事前講習料 (スキルチェックのみ) |
¥3,000 | ||
レッスン料 (レッスンチェックのみ) |
¥6,500 |
ここではバッジテストで過去によくあった質問を掲載しています。バッジテストを受験する際、スクールへ質問する前に是非一度ご覧下さい。ここでわからない事はシーズン中、スクールにて受け付けています。
Q1:そもそもJSBAのバッジテストは何のためにあるの?合格すれば特典か何かあるの?
A1:JSBAバッジテストはJSBAで定めているスノーボードで滑るための技術指導要項に基づいて、受験される方がどれだけ技術を取得されているかを判断する検定です。受験される目的は人それぞれ違うと思います。単なる自己満足の人もいれば、インストラクター(指導者)を目指すために取得する人もいます。 バッジテストは1級を取得すればC級インストラクターの受験資格が与えられます。C級インストラクターになれば、スクールのスタッフとなって指導する事ができます。さらにB級、A級インストラクターになればスクールを開校する事ができます。また自分の滑りのレベルを確かめるためや、滑りの目標にするといった事でも良いでしょう。
Q2:受験の際、予約は必要ですか?
A2:スキルチェックの場合予約は必要ありません。開催日の中から受験希望日を決めて会場の受付に来て頂ければ大丈夫です。またレッスンチェックの場合は、随時レッスンと同様に行っておりますが、日によっては検定員資格を持ったインストラクターが不在の場合もありますので事前にお問い合わせの上、予約をして頂ければ確実です。
Q3:事前講習(スキルチェックのみ)は必ず受けなければいけないのですか?また、何のために受けるのですか?
A3:事前講習は02-03シーズンからJSBAの規定によって各級必ず1回以上受ける事が義務づけられました。たとえば2級の事前講習を受けた後、2級に合格した人が1級を受ける時は1級の事前講習をうけなければなりません。
事前講習は受験者に検定の内容を的確に伝えて運営を安全かつスムーズに行うための講習です。実力はあったのに、検定内容がよくわからないために、検定にそぐわない滑りをして受からなかった、などという事をさけるためでもあります。
ただし、事前講習はレッスンではありません。よく講習を受けたのに、合格しなかった、上手くならなかった、などという事を受験者から聞きます。講習はあくまでも、検定内容の確認であり、その上で受験者に滑りのポイントを確認、教えるのが目的です。
Q4:去年、事前講習(スキルチェックのみ)を受けたから今シーズンは受けなくていいの?
A4:事前講習はシーズン中、各級1回以上と定められています。バッジテストの内容は毎年少しですが改正や変更される事が多く、それを受験者に伝えて理解してもらう必要があります。そのためシーズン毎に1回以上受けいただくことをお願いしています。
Q5:検定会場に向かう途中、トラブルがあってどうしても受付時間に間に合いそうもない。どうしよう?
A5:基本的に受け付け時間を過ぎると受付はできません。ただし、当日の状況で受け付け可能な場合もあります。あきらめずに受験会場まで一応連絡してみましょう。また当日は余裕を持って早めに出発しましょう。
Q6:検定会場に着いてから会員証や合格証を忘れた。どうしよう?
A6:この場合も基本的に受け付ける事はできません。たとえ、検定の受付スタッフと知り合いでもです。これは不正受験などを避けるために原則となっています。でも一応、検定スタッフに相談してみましょう。
Q7:検定が始まる頃(始まってから)、ビィンディングなどが壊れているのに気づいた。どうしよう?これって滑りに影響が合った場合、考慮してくれるの?
A7:マティリアルの故障などは全て自己管理及び自己責任という事になっています。日頃からしっかり管理、メンテナンスしておいてください。滑りに影響が出ても、自己管理が悪いと見なされ、考慮はされません。しかし、いくらメンテナンスしていても運悪く壊れる事もあります。この場合はすぐ検定員に伝えましょう。、時間さえ許せば直す事も可能かもしれません。
Q8:検定が始まる頃(始まってから)、トイレに行きたくなった。どうしよう?
A8:これは最もよくある事で、検定会場によって状況は変わるでしょう。要は、検定しているコースからどれだけ近くにトイレがあるかです。検定コースのレイアウトによっても変わって来ます。結構種目と種目の合間に行くヒマはあるようです。ただし、トイレに行く場合は必ず検定スタッフに断ってからにしてください。また、なるべく検定の始まる前にトイレに行くようにしましょう。
Q9:自己流でやってたせいか、なかなか合格できない。スクールに行けば必ず合格できますか?
A9:これははっきりとはお答えできかねます。自己流でもスクールに行った場合でもきちんと検定内容に合った滑りをしないと合格はできません。普段は合格する滑りをしている人でも当日は緊張したり、何らかのトラブルがあったり、体調が悪かったりとかで合格出来なっかたという事もあります。また、通常のスクールは検定のためのレッスンではありません。しかし、検定に問われる内容は踏まえられています。自己流でやってきて自信のない方はスクールに行けば合格する確率が高くなることは間違いないはずです。
Q10:検定中(スキルチェック)、待っている時間が長いけど、滑って練習しててもいいんですか?
A10:受験者が多い日で、特に2級、1級の受験者の人は自分の番が来るまで待ち時間が長い事がよくあります。特に天気の悪い日は寒くてじっと待っているのは結構つらい事と思います。しかし、それは全受験者や検定スタッフも同じです。検定をスムーズにトラブルの無いように進行するために検定スタッフに指示に従って受験者の級ごとにきちんと並んで待っていてください。特にその場を離れる事は厳禁です。検定員に悪い印象を与えてしまう事にもなります。ただし、待っている間に体が冷えてしまう事もあります。その場で軽いストレッチや準備運動をして自分の番に備えましょう。他の受験者の滑りを見て参考にするのも良いと思います。